現場・現物を知りつくした
工事店ならではの工法開発視点
私たち日本防水工法開発協議会は防水・止水・防触・建築板金・塗装業の工事店で構成する各種工法・商品の研究開発・認定を担う団体です。会 員各社は雨・風・紫外線を受ける建築物の外側を守る職務に実際に取り組む実務のプロです。建物にとって何が必要かを現場・現物にあたる 工事店ならではの視点で提案しています。



日本防水工法開発協議会の
工法開発における3つの視点
日本の木造住宅の建て替えは約31年。一方、欧米では60~80年。さらにコンクリート建築物では日本の50年に対し、欧米の100年以上と、環境意識の高まる現在においても依然として大きな開きがあります。当協議会は「建物の長寿命化」という視点からこの差を埋めるべく建物の長寿命化に向き合い、日本の環境にマッチした工法・商品の開発に取り組んでいます。
また現在、建築廃材の大半は利用されず、埋め立て処分されており、このままではいずれ日本中がごみであふれてしまいます。そのため工法開発においても「リサイクル」という視点を欠かさず、常にトータルでの環境負荷を考慮し、リサイクルを妨げない素材・手法の選択を重要課題としています。
さらに資源輸入国である日本だからこそ、どんな時代でも、「省エネ」への努力が必要であると考えています。現場・現物と向き合う実務者ならではの知恵と工夫を活かし、それを磨き上げることで、当協議会は防水技術の一層の省エネ・省資源化を目指しています。

防水層の水分に根本対策
「屋上防水エアーコントロール工法」
防水層下の閉じ込め水分に起因する「湿気」と「熱」による建物の劣化サイクルを解決するには、防水層内を十分に換気することが必要です。し かし従来の自然吸気型脱気筒は半径30cm程度の換気能力しかなく、十分な効果を期待できませんでした。そこで当協議会は防水層全体をシス テムと捉え、防水層下に設けた通気層にソーラー駆動の強制排気ファンを組み合わせることで、圧倒的な換気量を達成しました。それが当「屋 上防水エアーコントロール工法」です。


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